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湯沢中里(最新滑走:2006年1月)

☆どんなスキー場?




コース
初級と上級向けのコースが主体で、中級コースはごく少ない構成となっている。

初級コースでオススメなのは、ジョイフルBコース。コース幅が広く、湯沢中里の中では距離も長めに取れる。また第3ロマンスリフト沿いの第3ロマンスゲレンデも幅が広めでよい。

ただ両コースとも、とにかくチビッコが多いので注意しながら滑ろう。特に湯沢中里はちょっと滑れるようになった子どもたちがかっとんで滑っているのでけっこうこわいのだ。

中級コースなら第5ロマンスリフト沿いのパラレルコース。ここはチビッコがほとんどいないので安心して滑れる。あとは第1高速リフトを降りて正面を降りるジョイフルAコース。ただどちらも距離としてはホントにアッという間。

パラレルコース。
ちょうどよい斜度は一瞬・・・。

上級者で非圧雪好きの人なら、ジャイアントコースかダイナミックコースが面白いだろう。トレーニングバーンはすり鉢状で滑りづらく、チャレンジバーンは上部のスカイラインBが冗長気味だ。

トレーニングバーン。
距離は短い。






リフト
9本あるリフトのうちクワッドは第1高速の1本しかない。ただこの1本でスキー場の半分を滑ることができるため、さほど不便は感じないはず。

横長のスキー場だから全部のコースを滑るのには移動が面倒かな?と思っていたが、効率よくリフトが配置されていてコース間の連絡がわかりやすいので全く問題なかった。

ただ何せチビッコとそのスクールが多いので、リフトがよくとまるのだ。特に第3ロマンスゲレンデはスクールが多く、乗降のたびに減速や停止があるので乗っている時間がどうしても長くなってしまう。

リフトの距離も長いことだし、高速ペアにでもしてくれればもうちょっとスムースに乗降ができるだろうにと思うのだが・・・。

なおシングルの第4リフトは日曜日であったにもかかわらず動いておらず、第4ゲレンデ上部は滑ることができなかった。ただ動いていたにしてもあまりにも距離が短いので、あまり魅力的ではないが。

リフトでこれはいい!と思ったのが、降り場にベンチがあることだ。第6ロマンスリフト降り場以外は、たいてい2つのベンチが置かれていた。

リフト降り場付近のベンチ例。
リフト券 1日券・午前券・午後券のほか、9回券とファミリー1日券がある。また中・高・大学生なら学割パックがオトク。リフト1日券とレストラン等の施設利用券500円分がついて3000円となっている。(要学生証提示)
→詳細はスキー場HP料金案内にて

またSTAリフト券情報のHPにあるクーポンを利用するのもオススメ。
→詳細はSTAリフト券情報>湯沢中里にて
レンタル レンタルショップはスキーセンター1階と第2駐車場脇の2ヶ所。
スキーセンターのほうを覗いてみたところ、よく手入れが行き届いている印象をうけた。
→詳細はスキー場HP料金案内にて

【その他追記事項】
最寄りのレンタル品の受け渡し場所は越後湯沢駅東口となってしまうのだが、スワローレンタサービスなら1日\2000でスキーセットもスノーボードセットも借りられる。ただしHPから事前予約をし、なおかつ前払いをすることが必要。2回目以降のレンタルは10%オフになるとのこと。

先日オットが会津高原たかつえに行った際、ボードセットをレンタルしたのだがとても状態のよい手入れがされているものだったそうだ。




レストハウス
【食事処】
我が家が利用したのは、スキーセンター内にあるイタリアンレストラン・スタツィオーネ。店内はそんなに広くはないが、窓が大きく取ってありゲレンデを眺めながら食事が出来る。

注文したのはハンバーグセット1300円。フワッと感のあるハンバーグでなかなかおいしかった。付け合せの野菜(コーン・ブロッコリー・にんじん)も適度な茹で加減でおいしかった。

他にも屋台風店舗のカレーショップや軽食ショップがあり、雪上においてあるテーブルセットで食事が出来るようになっていた。

【休憩所】
[ブルートレイン中里]
利用時間は8:15〜16:30。
駐車場前に並んだ車両が無料休憩所となっている。ただし車両によっては暖房の入っていないものもあった。また貸切になっているものもある。

オススメは靴を脱いで上がれる8号車。座卓も置いてあるのでおやつを食べたりしてくつろげる。ただし板張りなので、寒さ対策用に保温レジャーシートがあったほうがよいと思う。

[第2ロマンスリフト乗り場ヨコの無料休憩所]
こちらは畳敷きと靴のままで利用するスペースが混在しているタイプ。試着室のような更衣スペースと300円のちょっと大きめコインロッカーもある。ただ暖房の効きがちょっと悪くて寒め。

畳スペースは30畳弱、靴のままで利用できるテーブルセットは3卓くらい。畳スペースの一角はおもちゃ等が置いてあるキッズコーナーとなっている。他に飲み物やアイスクリームの自販機もある。
左にあるカーテン部分が更衣スペースになっている場所。

脱いだ上着をかけるハンガーがあるのが気が利いている。

周辺情報 【宿】
西武系のスキー場でありながら直営のホテルはない。ただしスキー場HP内で湯沢中里駅周辺のホテル・ペンション・民宿などのリフト券付き宿泊パックプランが紹介されている。

また空き部屋利用システムのタビータ の宿探しもオススメ。我が家も利用しているが、湯沢周辺は特に加盟宿が多いのでお得な料金でいろいろと選べる。中には湯沢中里駅すぐ近くの加盟宿もあった。

ちなみに我が家が前回湯沢へ泊まりスキーへ行った際に利用したのは、布場スキー場まで0分のサンパレス イン 角屋。宿の人の感じも良く、掃除が行き届いていて和室でくつろげた。ただ食堂は足元が寒かったことと、駐車場が町営駐車場の利用になってしまう点は難点。

【温泉】
[岩の湯]
湯沢中里からいちばん近いと思われる温泉入浴施設。ただちょっと場所がわかりにくい。
我が家が利用した際の情報があるので参照してみてほしい。
オススメ温泉施設リスト・岩の湯
アクセス 湯沢ICから約5キロ。行った2006年1月29日はよく晴れていて関越道はドライだったが、ICから出るとすぐに雪がある状態でノーマルタイヤの我が家の車はすぐにチェーンをつけた。

2005-2006シーズンは積雪が多く、道路わきの雪の壁が場所によっては3m以上あるかんじ。圧迫感があるうえに、落雪した雪が道路上をおおっている箇所も多くて、さらにその雪が道幅を狭くしているために運転にはかなり注意が必要。

湯沢中里までの道はわかりやすいが、駐車場へ入る道の数百メートルはカーブがきつくて道幅も狭いので注意。
駐車場 平日無料・土休日1000円。
日曜日だったが、第1駐車場がいっぱいなってしまうことはなかった。

また後でパンフレットを見て知ったのだが、湯沢ICの領収書を提示すると土休日の駐車料金が半額になるとのこと。(ETCの場合はETCカードを提示)
こういうことは事前にHPに書いておいてほしかった!えらく損した気分だ・・・。
関連HP 湯沢中里スキー場
国道17号の湯沢IC入口に設置されたライブカメラの映像を見ることができる。

☆総合的な感想
駅前にある横長のスキー場で、高速リフトも1本しかないということで期待していなかったのだが、その低い期待のせいか思いのほかよかった。快晴で風もなく、過ごしやすかったことも印象がよくなった要因だろう。

ただコース構成が、初級者か上級者向けに偏っていて、中級スキーヤーのトンカツにはちょっとしんどいもしくは物足りないコースばかりだった。ジャイアントコースかダイナミックコースに圧雪を入れてくれれば、中級者でもそれなりに楽しめると思うのだが。

どんなコースでもOKのオットはとても楽しかったらしく、滑り終えて戻ってくるなり“いいスキー場だ〜”と一言。第一高速を使って非圧雪コースをガンガン滑っていたらしい。オットのように翌日以降の筋肉痛で苦しまないように気をつけよう。

気をつける点は、上記にも書いたが何しろチビッコの飛ばし屋?が多いこと。怪我をしてパトロールに運ばれていく年長さんくらいの女の子や座っているスノーボーダーに突っ込んでいく小学生の子なども見た。子ども自身では注意が行き届かないので、大人のほうが接触したりしないように気をつけていないといけない。

ロングクルージングが出来ないのは寂しいが、ファミリー・初心者・初級者・非圧雪好き上級者には楽しめるスキー場だろう。



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